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2006年1月22日

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境界線と屋根

今日もこれから家造りの始まるお客様の土地の見廻りです。
お客様サイドで行われていた解体工事が終了して土地の対しての家造りの前の事前工事は終了した状態です。
では、なぜ?今日も土地の見廻りをしているかというと・・・。
土地見廻り
解体工事が終わって、土地のお隣のお家の工事がされているからです。
この地域は古くから民家が立ち並ぶ住宅の密集地で、お隣同志が隣接して住宅が建っている場所が多い地域です。
その為、隣接している箇所を工事をする必要がある住宅が非常に多くあります。
工事の範囲は、土地の境界に隣接する住宅の外壁部や屋根庇部です。
法的には、「民法 第207条(土地所有権の範囲)土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ。」という記述の為の工事です。
お隣のお家の工事が始まりますと事前に連絡を受けていた為、これからの家造りの為に解体工事の時と同様に工事の状態を確認させて頂いています。
現在の家造りの現場では、こういった住宅密集地でも支障のない家造りをします。
例えば、お互いに建物同志が隣接する場合は屋根庇部(軒樋を含みます)を土地境界に対して越境のないように余裕をもった工事が必要になります。
家造りの現場
現在の家造りの現場の例で、屋根庇を外壁部以上に張り出さないデザイン住宅です。
ただし、屋根庇部の軒の出が張り出さなデザイン住宅の場合、その外壁面の外壁通気層の上部排気処理を考えた構造にしないと外壁通気層を設けても出口のない一方通行の通気出来ない通気層となってしまいます。
住宅密集地の住宅やデザイン住宅の場合、住宅の通気を理解して実践出来る正しい家造りが非常に重要になります。
正しい家造りが出来る事という事は、住宅の基礎代謝の基本が出来る家造りであるという事です。

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