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地盤改良工事開始
昨日の土砂降りが嘘のように朝は晴れました。
今日から地盤改良工事が始まりました。
地盤改良工事は環境パイル工法です。
これが環境パイルの補強材です。
常水面(地下水位)以浅での木製補強材(杭材)の利用を可能とするため、JAS認定品もしくはAQ認証品である防腐・防蟻処理を施した木製補強材です。
地盤改良工事中の状況です。
木製補強材の確実な支持能力を確保するために、施工時の圧入による品質管理も確立し、地盤補強工法の第三者性能証明も取得された優れた工法です。
住宅における地盤補強はセメントや鋼材を使用される事が多く、住宅一棟あたりのCO2の排出量は概ね8トン/棟にもなります。(メーカーの資料参照)
木材を地盤補強材として利用することによって、住宅一棟あたり約9トン/棟のCO2を削減できます。(メーカーの資料参照)
環境パイル工法の優れた点は、第一に自然環境に優しい工法である事。
多くの住宅で採用されている柱状改良工法ではセメントを利用する為、施工中にお隣近所にセメントの粉が俟ってしまったり、施工によって発生する残土が地盤改良の資材が混ざって再利用出来る土ではなくなってしまいます。
柱状改良工法で出た発生残土は産業廃棄物として処理するしかなくなってしまう事になります。
地球の環境を考えるのであれば、環境に優しい地盤改良の工法を選択するべきという事になります。
そうした環境を配慮した工法が環境パイル工法というわけです。
施工は、途中に突然の冬の嵐のようなお天気の間は、みんなで待機待ち。
お天気が回復して、再び作業を再開。
順調に工事はされています。
環境パイル工法のもう一つの長所として自然素材の木製補強材を圧入する施工方法の為に施工性・性能等がお天気に左右されない点もあります。
自然と共にある考えの地盤改良工法です。