土地選びの私見

現場監理の基本は、現場掃除と考えています。
現場掃除をしていると、普段目の届かない場所も見る事になります。
昨日もコミュニケーション住宅の外回りの現場掃除を足場の下に潜り込んでしていました。
作業で発生する木屑・釘等を土に汚れながら拾い集めての繰り返しの作業です。
汚いと言われる仕事こそが、良い仕事につながります。

今回も以前に書いていたニュースレーターの内容です。
土地選びに対しての私見です。
■土地選び、何が重要として探すのか？既存の土地がある場合の注意点。■
土地チェックの内容を箇条書します。
?都市計画法などの法律の制約→市街化調整区域でないか？
?道路の状況→２ｍ以上土地に接しているか？・道路の種類？
?水道・下水道・側溝・電気の有無→側溝があっても排水できない側溝がある。
?土地の高さ→道路・隣地に対して＝２ｍ以上の高低差がある場合特に注意！
?土地の前歴→以前、何にがあった土地か？
?土地の造成工事内容→残土・ゴミなどで盛土されているケースがあるので注意！
?土地の地域特性→雪の深さ（場所により吹き溜まりとなる）、風の向き（伊吹おろし注意！）、雨水が溜まらないか？
?隣地状況→なるべく隣地より低くならないように！、屋根からの雪の落ち方、プライバシーが守れるか？
?土地仲介・販売業者の信用度→信用が高い業者なら上記のことは最初から教えてくれます。
?一番大事かもしれない・・・お隣・お向かい等の周辺住人とのお付き合い・地域の慣習
簡単に書きましたが、第一印象で一生住める土地と考えれたか？
お子様の世代でも住める土地か？も大切です。

本当に最後の事項は済んでからしか分からないものですが、毎日の生活の場としての家造りでは、ぜひ考えてみてください。
これから、今日も現場掃除に出発です。