保証制度が変わる

住宅の保証制度は完成保証・地盤保障・住宅瑕疵担保責任保険があります。
今日の８月３１日付で住宅あんしん保証から連絡がありました。
「地盤調査・保証制度」の販売停止について。
平成２３年９月３０日付で「地盤調査・保証制度」の販売を停止する事になったという内容です。
これで、住宅瑕疵担保責任保険と地盤保証が同一会社として保証される保証会社はなくなったという判断になります。
平成２３年９月３０日までに地盤調査を実施した物件の地盤保証書発行は継続されます。

それ以降の物件に対してはどうするのか？という質問に対しては、
「住宅瑕疵担保責任保険の取扱いにおいて、地盤の瑕疵により建物に生じた不動沈下については「基礎の瑕疵」として取扱いあんしん住宅瑕疵保険の保険金支払い対象となります。」
という答えでした。
ただし、保証内容において、地盤保証では最高5000万円の保証に対して、住宅瑕疵担保責任保険の場合の基本保険金は2000万円（任意で保険金を上げる加入は出来ます）ですので、注意してください。
住宅瑕疵担保責任保険での地盤の瑕疵による取扱いだけでは不安のある場合は、別途、地盤ネット等の地盤保証に加入する事も出来ますので御確認ください。