住宅展示場について追記

初期のブログの内容ですが、結構辛口な内容ですね。
皆さん方も一度は行っている住宅展示場。各地にありますし、自社で持っている住宅会社もあります。
ここで皆さん方は豪華なモデルハウスを観て夢を膨らませ、分厚いカタログ・来場記念品をもらい、お子様はキャラクターショーに魅入って喜んで帰っていきます。
ところで、その費用は誰が出しているのでしょう？
懸命な皆さん方ならわかりますね？そう、その住宅会社のお客様になる方です。
当然、著名なタレントがでるＴＶＣＭなどの広告費用もです。
通常、住宅業界ないでは建築費の１０％がその費用に充てられているといわれます。
タダで貰って喜んでいい人は最初から建てない人だけです。
＝以前のブログではここまででした＝
自分なりの仮定で計算したのですが、住宅展示場にモデルハウス１棟持つと、原価として請負う住宅費用にプラス５０万円以上はしないと維持できません。
あくまでも原価計算なのでこの費用にも利益をどう見るのかはその会社次第でしょう。
プラスＴＶＣＭなどの広告宣伝費を上乗せしていくと・・・外構工事＋α分浮くかもしれない。
自分自身の経験では実際に建てることが出来ないような豪華なモデルハウスは見ても意味がないと思います。
実際見るなら、実際に建ってお客様が住んでいる家を見るべきです。
（某大手社の住まいの参観日は正解？!　ただし、その費用の出所も考慮必要。）
誰でも安くて良い家づくりをしたいと思っているのが当たり前です。
皆さん方が払われる住宅工事費の原価と利益の割合で原価が高いほど良い家ができるのは当たり前です。
当然、安い住宅費の高い原価の家がいいですね！
自分の書いたことも頭の片隅に入れて住宅会社を決めてください。
後半は一部のメールマガジンで書いた内容です。
この頃って、住宅展示場が多く散在していて毎日曜日は多くのイベントがやっていました。
つい数年前の事ですが、現在は多くの住宅展示場が閉鎖されて、住宅会社自身がその地域から撤退している現状です。
その理由は・・もちろん住宅展示用を維持する事が出来なくなった為ですが、本当の理由は何でしょうか？
これから家造りを考えられる多くの方が家造りに何が必要であるべきか？
非現実的な豪華な住宅展示場の必要性に気付かれてきた？
現状は、ローコスト住宅の展示場が全盛の時代です。
でも、ここでも上記の方程式はあてはまります。
良い家造りの為に何が必要であるか？以前の自分のブログで書いた内容を読んで考えていました。