住宅会社としての真価

月曜日からホビーライフの家のファーストプランの設計図書の作成にはいっています。
月曜日は平面図。
火曜日は立面図。
今日はカナバカリ図の作成の予定です。
ファーストプランの段階で設計図書を作成するのは幸せ家造り工房の家造りでは普通の事ですが、今回のプランでは特に難しい計画なので初期のプランの段階から構造面・法規制面等、多くの検討をしなくてはいけません。
特に今回のプランでは基礎の構造強度や瑕疵担保責任保険の設計仕様等の配慮も一般の住宅の計画に対しても難しい面があります。
現在の家造りの現場では、モダンデザイン住宅が昨日の土台伏せに続いて１階床ステージ作成の工程にはいっています。

温熱環境等級４の仕様となる床下の断熱材が１階床部に施工されます。
ＷＢ工法の場合は、基礎にも断熱材が施工されるので、基礎断熱と床断熱の２重の断熱材の施工がされる事になります。（通常の住宅はどちらか一方の施工）
その上に、メタル工法の厚み２８ミリの床パネルがはられます。
まだまだ、１階床部に床パネルを施工される工務店は多くありません。（原価コストの問題）
１階床部にも床パネルを施工する事によって、地震に強いより安全でより強い住宅が実現される事になります。
住宅会社利益優先の家造りよりも、お客様の安全を優先する家造りです。

床パネルの施工が完了後、養生としてビニルシートの養生の上にブルーシートで２重に養生がされて完了です。
今日の作業で使用された断熱材・床パネル材も現在、ほとんど供給がされていない状況です。
多くの住宅会社の家造りの現場では、資材が供給されなくなって工事がSTOPしています。
基礎の段階で上棟工事の見通しがたたない現場。
外壁材が入荷されずに工事が進まない現場。
住宅内部の仕事も断熱材が無く仕事が出来ない現場。
多くの住宅会社・工務店さんの住宅の現場が工事がSTOPしています。
来月にもなれば、更に状況は悪くなるといわれています。
現在、各メーカー・業者さん共、見通しがつかない状況です。
こういった時こそ、良い住宅の実現の為の活動の姿勢を崩すことなく、普段の毎日の家造りを普通にこなす事が出来る事が住宅会社として、真価を問われる時でしょう。
今現在、これからも、良い家造りの日常の事が普通に出来る住宅会社がお客様に対しても、住宅に関わる各メーカー・業者さんからも信頼される住宅会社として在る事ではないでしょうか。