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2006年1月22日

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ロフトの考え方

お客様とプランの打合せをしているとよくロフトの御希望がでます。
まず、6割以上のお客様がロフトの検討をされています。
住宅の小屋裏の空間を有効利用する方法の一つですね。
一般的に住宅のロフトは、天井を屋根形状に合わせた勾配天井にして、部屋の一番天井高さが高くなった箇所にロフト部の床組みをして構成します。
ここで、問題になるのが居室としてロフトにするか?
ロフト部の天井高さと面積を小屋裏収納にあてはめる規格にするかどうか?
居室として構成すると3階建ての扱いとなる問題もあるうえ、居室としての天井高さを確保するには、屋根勾配や建物の形状・大きさも必要になります。
多くの住宅のロフトは、小屋裏収納の規格で作られているのが現状でしょう。
では、ロフトは何を目的として作るのか?
よく考えれあるのが、寝床という発想がりますが、実際に一般工法の住宅のロフトにいると、ロフトのある部屋部より暑く感じられます。
形状上、屋根から近い事と暖まった空気の溜まり場になってしまう為です。
大抵は・・・収納として使われるかも?
隠れた問題点としては、ロフト用の可動梯子。
結構、邪魔になります。
使い勝手なら、梯子を掛けたまま利用するのが良いですが、梯子を掛けたままなら畳一枚分に近いスペースを取ってしまいます。
必然的に、使わない時は壁に引掛けておく事になりますが、部屋の窓構成によっては、窓と梯子が干渉する事もあります。
梯子を収納する場所も考えて計画しましょう。
ロフトは、本来、限られた部屋空間をより大きく利用する為の方法として住宅の未使用空間を使う考え方です。
また、天井高さが高くなる為、部屋をより広く見せる演出効果にもなります。
そして、住宅の収納スペースをいかに多く取るか?という問題の解決策の一つにもなります。
ロフトの利用方法・目的を明確して長所短所も考えて計画すると、よりよい空間の利用方法が出来るはずです。

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