２棟建ての家造り

現在、家造りの現場の住宅は一つの土地の中に２棟の建物を建てるプランになっています。
建物は、それぞれの目的の用途別に建つ事になります。
この場合の建築確認申請では、敷地としては２棟目は増築、建物としては新築の扱いとなる申請となります。
用途の違う建物を異種用途建築物として、一つの建物として棟続きとして建築する場合（ガレージハウス等はこれにあたります）と別々の建物として建築する場合があります。
一つの建物に異種用途にする場合は、用途ごとに基準法等の規制の違いがある為、異種用途として構造的に区画訳の必要がある場合もあります。
今回の家造りの計画では異種用途の建築物を別棟に建てています。
工事は、２棟とも同時進行で、工事工程にロスのないように現場監理がされています。
本体住宅棟は外装工事中、別棟の建物も外装の軒天工事と外壁部の通気処理が終了して外装工事中の状態です。

現場監理の工事の工程管理の方法で、その住宅計画が工事工程のロスがなくコストの削減が出来るか？ロスばかりの工事工程で余分にコストばかり掛かる工事になってしまうか？
家造りの現場監理で適正な工事の工程管理をする事によって、より良い工事でロスのないコスト面も抑える事が可能になります。
例えば、２棟の建物を上棟工事する場合、２棟同時に上棟が可能にも関わらず、別々の日にい上棟をする工程管理をした場合、１の上棟工事のコストに対して２の上棟工事が掛かってしまう事になります。
そして、そのコストのロスを負担しなくてはいけないのは、お客様自身になってしまうかもしれません。
家造りの計画によって、現場監理の方法も検討・変わっていきます。
お客様の為のより良い住宅の実現の方法の一つです。