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2014年3月20日

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住宅の強度がわかると

今日は、寒い雨の一日になりました。
昨日まで飛び交っていた花粉も今日は小休状態で、ホっとされている方も多いでしょう。
毎日の家造りの現場へ向かう道の墨俣城(一夜城)の桜並木のお花見の屋台の準備の仮設工事もお休みのようです。
昨日は、作業をする人が行き交っていた道も今日は人通りもありません。

桜並木

今日も家造りの現場では、大工さんが住宅の内部で断熱材の施工の進行に合わせて、住宅の軸組部の工事も同時に進めています。
幸せ家造り工房も、工事をする大工さんと工事方法に関する打合せや必要な住宅資材の確認を含めて、毎日の現場監理業務をしています。

家造り

住宅の工事工程で、軸組部の工事工程は、そのまま強くて安全な住宅を実現する耐力壁の施工状況の管理にもなります。
構造設計時の耐力壁のレイアウトと実際の住宅内での耐力壁の施工状況を見比べて、その住宅で実現する耐震性・強度と強さのバランスが適切であるか?を見る事、
すなわち、その住宅の強度を熟知している事は、正しい現場監理には非常に大切な事です。
その為には、強くて安全な住宅を実現する耐力壁を理解出来なくてはいけません。

家造り

一昨日に続いて、現在、家造りを御相談のお客様御家族の為の住宅の計画が作成されています。
昨日までに、計画中の住宅の積算に必要な設計図書の作成は完了しました。
今日からは、その設計図書を基に積算業務です。
住宅の計画では、常にきれいなカラーのプレゼンではなく、設計図書の作成を必ず実施しています。
設計図書の作成では、現在の住宅行政では建築確認申請の提出義務のない構造計算書の作成もしています。
計画の段階からですから、一軒の住宅が計画が決定して着工されるまでに、何度も、計画が変更される毎にその住宅の強度の判定も何度もされる事になります。
木造住宅の強度の確認は、通常は、掛かる垂直荷重と水平荷重に対して。
わかりやすく形容すれば、耐震性と突風・強風に対しての住宅の安全性です。
住宅の大きさ、形状、デザインによっては、耐震性がOKでも、突風・強風に対してはNGという事もあります。
そういった住宅の強度を実現する理屈がわかっている現場監理とそうでない現場監理では、必然的に現場を見る目が変わります。
じつは、家造りの現場の現場監理でも、
お客様の想いを知る者の見る目。
意匠設計した者の見る目。
構造設計した者の見る目。
積算業務をした者の見る目。
住宅の仕様を知る者の見る目。
と、それぞれの立場での現場を見る目に違いがあるのです。

報告と御相談と

家造りの現場での住宅工事では、マメに御報告をする事も大切な事であると痛感をしています。
お客様と接する時間が多ければ多いほど、お客様からのお話し・御相談をして頂ける機会も増える事が出来ます。
今日も、家造りの現場では基礎の工事の型枠の施工状況を検査をして、お客様からお願いされていたコンクリートの打設工事の日程の御報告をしていました。
そして、お客様とのお話しは家造りの御相談にも広がっていきます。

家造り

基礎の型枠工事の検査では、同時に基礎のアンカーボルトの設置状況の検査も大切な仕事です。
基礎工事業者さんの現場監督さんと一緒に、アンカーボルトの施工状況も一本一本、基礎伏図に照合しながら県債をしていきます。
毎日の家造りの現場の活動は、打合せと検査と報告と相談との繰り返しです。

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