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住宅工事の始まり
今日から本格的に家造りの現場で住宅工事の始まりです。
といっても、まだまだ住宅工事に着手出来る為の準備の段階です。
家造りの現場での住宅工事は、実際に家造りの舞台となる土地での工事が着手される前から、見えない形で住宅工事が始まります。
良い家造りには、着手出来るまでの準備もとても大切です。
今日の家造りの現場では、昨日の中部電力さんとの現場打合せでお願いされていた、工事中の仮設電気のポールの位置から、電気を引き込む電線までの距離の測定です。
今回の電気の引き込みには空中分岐という方法で計画されている為に、敷地に立つ仮設電気のポールから空中分岐する電線までの距離と、空中分岐する電線の箇所から電柱までの距離とをそれぞれに測定をします。
また、住宅工事の着手の準備として、着手の為の申請業務もしなくてはいけません。
昨日のお客様御家族との打合せで最終確認を経て、今日は、住宅工事を着工する為の建築確認申請を検査機関に提出、当日に確認済書が発行されました。
経験に基づく適切な設計図書と申請書類を作成出来る事は、家造りでの設計管理の業務を円滑に迅速に実践する事が出来ます。
家造りの経験という実績は、こういう面でも学校の勉強では教わる事の出来ない貴重な経験の積み重ねです。
確認済書が発行されると、土地への上水道の布設の申請が出来る事になります。
住宅工事での建築確認申請の対応も、建築士としてのスキルに応じて変わるものです。
また、現在の家造りでは必須となった瑕疵担保責任保険の加入の為の必要な書類にもなりますが、住宅融資に関しても必修の書類になりますので、建築確認申請が受理されて確認済書が円滑に迅速に発行されるという事は家造りの為の住宅工事では非常に大切な事になります。
まだまだ準備の段階ですが、お客様のより良い住宅の実現の為の住宅工事は、着実に始まりました。
支払いでわかる事
今月も20日を過ぎて、毎日の家造りの現場での活動から事務所へ戻ると、今月分の請求書の山が待っています。
住宅業界を含む建築業界では、20日締めでその月の支払いを確定する事が多く、幸せ家造り工房も20日締めの翌月10日(本当は15日が約束事なのですが、家造りの仲間の業者さんが少しでも楽になればという配慮です)に支払いをしています。
もちろん、支払いは現金払いです。
これも、住宅会社としての信頼度と業者さんを大切にしているからです。
建築業界では、未だに約束手形支払いという形で現金では支払いをしない方法を取っている事業さんもあります。
通常、多くは3か月後にという形で、仕事をした業者さんは3か月間をやりくりして過ごす事になります。
このような支払い方法で、その事業者の信頼を計る物差しとして考えられる事が多いのが実情です。
当然、信頼度の高い事業者さんには誰もが取引をしたいと優先され、コストも抑える事が実現出来る事になります。
反対に信頼度が低い事業者さんの対応はその逆になってしまう事もしばしばです。
ところで、このような支払い方法をされる事業者さんで、6か月というモノを貰ったという施工業者さんの話を聞きました。
特にこのような情報は、業者さん間では、またたくまに伝わっていきます。
工事が順調に進む事が出来る為には、事業者さんに対する業者さんの信頼度が非常に大切です。
信頼という言葉は、お客様と事業者だけではなく、業者さんと事業者という関係の意味もあります。