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検査を繰り返す事
今日も幸せ家造り工房の活動は、家造りの現場の現場監理です。
住宅の基礎の工事の工程も後半です。
基礎の型枠・基礎断熱材が施工されて、アンカーボルトもセットされました。
今日は、設計管理業務としての基礎アンカーボルトの検査です。
幸せ家造り工房での家造りに関しては、非常に精度の高い施工技術を要求する必要のある住宅です。
基礎のアンカーボルトの設置も巷でよくおこなわれるようなコンクリート打設後に刺す(通称「田植え」)のような施工ではNGです。
基礎コンクリート打設前に、事前に型枠に固定して動いてしまわないように設置しています。
設置されたアンカーボルトを1本1本、基礎の設計図書に照らし合わせながら検査をしていきます。
幸せ家造り工房の家造りでは、住宅工事の工事工程中に何度もこのような自社検査を繰り返しています。
家造りの現場での設計管理・現場監理の業務では、先にまず住宅工事の現場をジッと見る事から始めます。
これも毎日の繰り返し。
その住宅に対する家造りの本質を知る為です。
家造りの本質は、それぞれの住宅工事現場毎に違うからです。
設計者でも知らない家造りの本質もあるの?
いえいえ、ギリシャの哲学者の話(知らない事を知っているというお話し)ではないですが、家造りを本質を知らないという事は、すなわち、その住宅の正確に対する家造りを考える事が大切だという事です。
お値段の話
今日、兄が事務所に戻って開口一番、
「消費税あがるんやと!」
いよいよ消費税が上がる事が決定したようです。
消費税を上げない約束は、どこへいったのでしょうか・・・?
家造りの世界では、デフレが頂点に達している模様です。
以前はよく住宅業界の同業者の人が、
「今のお客さんは、カローラの値段でクラウンを要求する」
と、笑い話を言っているのを聞きましたが、
昨日は業者さんから、
「この頃のお客さんは、カローラの値段でベンツが普通に出来ると思っている」
と、ある住宅会社さんの嘆きを聞きました。
さすがに、それはどんな住宅会社の経営努力でも無理でしょう。
結局、外観はベンツで中身は軽自動車というモノになってしまうかもしれません。
これで満足される方なら、それがその人に対して良い家造りなのでしょう。
でも、実際に人が住む時点での安全性・快適性は、軽自動車は軽自動車の性能までです。
やはり、どのような物事にも適正な価格というものがあります。
では、家造りの適正な価格とはなんでしょうか?
現在の住宅業界では、多くの住宅会社が経営努力をしています。
それが、住宅業界ではデフレのピークであると言える所以です。
「カローラの値段でプリウスを実現する」
現在の幸せ家造り工房の家造りです。
人によって家造りに求めるモノは違います。
人によって家造りに対する適正な価格は違います。
しかしながら、幸せ家造り工房では見せかけで中身のない家造りは出来ません。