２世帯住宅について

今日もお問合せがあった内容について・・・
２世帯住宅のイメージ、皆さんはどう思いでしょうか？
大きな住宅で、親子２世帯が別々の生活出来るように、生活空間を別けて玄関・水廻りが２つある住宅。
そんなイメージが多いはずですが、実際は少し大きめで玄関・水廻りは一つ、寝室としての空間が別々に確保されているような２世帯住宅が多いはずです。
２世帯といっても、生活空間を別けない某アニメの２世帯住宅です。
近年、もう一つの２世帯住宅の形式が非常に多くなってきました。
スープの冷めない距離で、各世帯が気兼ねのない生活をする方法。
独立型の２世帯住宅です。
以前にも、離れ屋にて子供の世帯が住むという方法はありましたが、離れ屋の法的規定が独立して住宅の機能が無い事、つまり、キッチン・お風呂は装備してはいけませんでした。（ミニキッチンは可）
これでは、気兼ねのない生活は出来ません。
独立型２世帯住宅は、離れ屋ではなく、独立した機能の持つ住宅を母屋の側に建てる方法です。
もちろん、どのような敷地でも可能という事ではありません。
建築士の資格のある住宅営業マンであれば、建築基準法に基ずいて、そういった方法も提案出来るはずです。
ここで、注意する点は、２世帯共、両方の住宅が違法性のない住宅として実現する事です。
この方法が決まれば、スープの冷めない距離で気兼ねのない生活が出来る２世帯住宅が実現出来ます。
一度、こういった方法も検討さえれてはどうでしょうか？