耐久性のある家の為に

今日は昨日からの雨で朝は土砂降りでした。
今日は、改修工事の現場立会いの予定でしたが、この雨で工事は中止にしました。
住宅内部での作業内容の工事でしたが、搬入する資材を濡らす事になってしまう為の処置。
お客様の住宅用の資材です。
大切に扱わなくてはいけません。
大工さん、建材業者さん、内装工事業者さん、産業廃棄物処理業者と、協力業者さんに工事の中止と明日の段取りの連絡をしました。
工事の立会いが中止になっても、自分の家造りの仕事は休みはありません。
現在計画中の住宅の設計図書作成の続きです。
今日は面積等の計算書の作成。
住宅・敷地の求積図、屋根伏図・天井面積区画図を作成してから、小屋裏換気の計算です。
本来、小屋裏換気の計算は蒸れ腐れのない耐久性のある住宅為に必ずやっておかなくてはいけないものです。
ところが、この小屋裏換気の計算をしていないと思われる住宅があまりにも多いのが現状です。
小屋裏換気に必要な材料は小屋裏用の換気口です。
この換気口の有効換気面積の合計を天井面積で除したものが軒裏換気口を利用する場合は１／２５０以上なくてはいけません。
今回、設計中の住宅でも必要な換気口は２０ヶ所以上になります。
軒裏の半分以上が必要になる計算です。
あなたの廻りの住宅で、それだけの数の軒裏の換気口がある家がどれだけありますか？
なかには、換気口がない屋根もありますよ？
わからないという言葉で簡単に済ましてはいけないのが家造りです。