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2006年1月23日

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家造りの見積りも意図がある

今日も毎日の家造りの現場の現場監理業務と並行して、御相談のお客様の為の家造りの計画の為の業務です。
現場監理の為に外出時に、現場監理後に敷地に対する調査業務。
岐南町役場での調査経由で実際の敷地に対しての測量をして設計時の検討事項を確認しました。
そして、事務所に戻って今日の調査に基づいて設計図書の作成・・・。
積算業務に必要な設計図書は、あとは電気設備図面ですが、先に実行予算の見積りをしておきます。
これは、プラン作成をした住宅が実際に建てて住める為の必要(ここが重要)な費用(原価計算です)を算出して、お客様の御希望を実現する事が出来る方法を確認する為です。
住宅取得の為の概算の坪計算では、決まった形の企画住宅では原価を見極める事は出来るかもしれませんが(厳密には難しいと思います)、本来、お客様の御希望を実現する為の家造りでは、ドンブリ勘定の坪いくらでは、より良い住宅をよりお客様の御希望にそって実現する事は出来ません。
CADによって間取りを入力すると一定のルールで自動で算出される見積書では、なおさら難しいでしょう。
お客様毎に家造りの御希望が違うように住宅も同じモノはありません。
家造りの見積りでは、設計者の意図があってのプランと同様に、その住宅を実現する為の意図があって積算がされる必要があります。
使用する部材の一つ一つを設計の意図に合わせて選択して、その数量と仕入値を確認していきます。
正しい家造りでは、一つ一つの重ねで成し遂げられていきます。
家造りの積算中
お客様の為の良い住宅の実現の為にプランの段階で、そのプランの住宅の原価を把握する事は重要な事なのです。
表計算のシートを利用して、住宅の工事の各工事毎に分類して、必要な資材の数量を積算して、実際の原価として単価と仕切りを確認しながら、更に業種毎に仕分けをする。
住宅一軒の原価計算の積算は、非常に多くの項目の積算をしなくてはいけません。
誰だって、この大変な原価計算を手入力でするより、自動で出力される方が楽でいいに決まっています。
でもそれでは、本当の意味でのその住宅を計画した意図に基づいた積算にはなりません。
お客様の為のより良い住宅の実現の為に労力を惜しんではいけません。
打合せ・調査・計画・設計・積算そして打合せ・・・。
一つ一つの重ねて、それを繰り返して家造りの計画が成されていきます。
お客様の為のより良い住宅を実現する為の積算によって原価がつかめました。
明日は、再び設計図書の作成。
詳細図を作成してから、電気設備図を作成します。
そして、出来あがった設計図書から住宅の原価計算に反映して、正確な実行予算書を完成させます。
そして、お客様との打合せによる変更・・・再設計・・・再積算・・・。
お客様の為のより良い正しい家造りの方法です。

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